体外受精をきちんと知ろう!

体外受精のリスク

キメラ

体外受精を行ったときに生じるリスクの一つとして、キメラというものがあります。これは、発生頻度はごくわずかなのですが、多胎妊娠の中でも、胚盤胞を複数個移植したばあいによって起こる可能性があります。

たとえば、血液キメラと呼ばれるものの場合、胎児の造血細胞が混じりあった際に、普通であれば一種類しか持っていないはずの造血細胞が1つの身体の中に2つ存在するといったことになるといったトラブルが発生してしまいます。

この場合、生後に輸血をする必要性が生まれたときに、血液型がはっきりしないといったことになってしまい、医療機関に混乱を招き、処置が遅れてしまう場合があります。

また、胚が2つあった場合、それが融合してしまい、遺伝子的には2人の人間なのですが、それが1人の人間として誕生してしまう場合があります。このようなケースは、そうなってしまった場合、避けようがありません。

しかし、このようなことになったとしても、自分の子供としてしっかりと受け入れてあげるという心構えは必要になってきます。血液型が特殊だからといって、怪我や事故をしてしまったとき以外は心配する必要性はどこにもありませんし、人間的には全く問題のないものであることは間違いありません。それに、一つの命として、しっかりと愛を注いであげるという必要があるわけです。

体外受精は、子供がどうしても欲しいというときの一つの手段なのですが、こういったリスクがあるということをしっかりと理解した上で行うことが非常に大切になってきます。

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