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体外受精と人工受精

同じと考えている人が多くいますが、実は体外受精と人工受精は別の方法です。人工受精は排卵日のタイミングを狙って、精子を子宮に直接注入して、受精しやすいように手を加える方法です。この為、受精自体は自然妊娠と同じで母親の体内でおこり、受精後は自然な妊娠と同様の流れで進んでいきます。

対して、体外受精では名前の通り母親の卵巣から卵子を取り出し、人の手によってシャーレの中で精子と受精させます。受精後はきちんと受精卵が成長するか数日シャーレで育て、その後母親の子宮に戻して着床させます。体外受精は人工受精と違って、受精から着床、また受精卵が成長していく過程までが、人工で行われていきます。

この為、人工受精は体外受精よりも、不妊治療の一種であるタイミング療法の方が近いと言えます。タイミング療法では、排卵時期を予測して性交を行う方法です。人工受精は排卵誘発剤も使用しないので、母親の負担は少なく何度でも挑戦することができます。また、人工受精の成功率は90%とされており、非常に成功率が高いです。

体外受精の場合は、定期的な排卵がなければ排卵誘発剤を使用したり、卵子を採取するのに全身麻酔を使用するなど、母親の体に非常に負担がかかります。出血がひどくなってしまう場合もあり、1日は入院が必要になる場合もあります。体外受精の成功率は30%程度であり、人工受精に比べ成功率は低くあります。

このように、体外受精と人工授精は名前は似ていても、方法は全く違うもので、成功率や母親への負担などが異なります。

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