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受精卵の凍結方法は?

体外受精を行ったときに、精製される受精卵のうち、使用しなかった分を凍結する方法ですが、まずひとつはガラス化保存法というものがあります。これは胚を直接凍結保存剤というものを使って処理をしながら急速凍結を行うというものです。

室温で胚を脱水した後、液体窒素の中に投入して30分程度で凍結させるという方法です。現在の凍結方法としては、ほとんどのところでこの方法が使われています。もうひとつの方法としては、緩慢凍結法というものです。

これは、胚を凍結液に浸していきます。段階的にゆっくりと、2時間くらいかけて凍結させていくといったものです。この方法は現在はあまり使われていないということです。

緩慢凍結法と比べてみたときの、ガラス化保存法のメリットとしては、胚の質を低下させることがないというところ、胚の融解後の生存率が高いというところになります。こちらだけみるとメリットが大きそうに見えますが、デメリットとしては、凍結保存剤の細胞毒性が高いところと、ガラス化保存法には高度なテクニックが必要になってくるといったところです。

しかし、こういったデメリットを差し引いたとしても、ガラス化保存法を行うことが多いということです。とはいっても、凍結方法的にはどちらを行ったとしても、メリットデメリットを除けば問題はありませんので、やってもらえる方法でやってもらえばいいと思われます。

一回の体外受精で成功すればいいかもしれませんが、成功しなかった場合のことを考えた上で、医師と相談をしながら行うのがいいのではないかと思います。

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